1、ROC
ROCはモメンタムから発生 した指標で、価格のモメンタム(勢い)を表します。
過去一定期間の価格変化率を示す指標であることから、使用する日数がMAと同じ場合、ROCが負から正の値に変わったポイントがMAの傾が下降から上昇に、正から負の値に変わったポイントが上昇から下降に転じたことを示唆しています。
【逆行現象(ネガティブダイバージェンス、ポジティブダイバージェンス)】
価格とテクニカル指標の推移に逆行現象がみられることいい、相場の転換期を暗示する傾向のことを言います。
逆行現象は株価は上昇(下落)を続けながらも、上値(下値)が重くなっていることを意味します。上値(下値)が重いということは、皆が買い急ぐ(売り急ぐ)流れでなくなってきており、近いうちにトレンドの反転が起きる可能性を示唆しています。
・株価は上がり続けているが、ROCは下落してきた→株価が天井を打って下落を始める前兆
・株価は下がり続けているが、ROCは上昇してきた→株価が底を打って上昇を始める前兆
2、移動平均乖離率
買われ過ぎ、売られ過ぎの目途を把握するオシレーター指標で、移動平均との大幅な乖離は、やがて修正されるという考え方に基づいている。株価の急騰、急落時は乖離率が拡大します。
また、乖離率のピークが必ずしも株価のピークと一致せず、乖離率は個別銘柄により異なり、オシレーター指標の欠点である明確なトレンドが発生している時はダマシとなることもあります。
3、ストキャスティクス
1950年代後半にジョージ・レインによって開発されました。一般的には20%を下抜けるようなら売られ過ぎ、80%を上抜けるようなら買われ過ぎと判断します。ただし、オシレーター系ではトレンドが発生すると、過熱感による売りシグナルが継続しても、価格は上昇するダマシが発生しやすいので注意する必要があります。
4、出来高
・出来高減少が示唆するように、人気離散によって下落基調となった場合には、「移動平均線(MA)の位置する価格」「サーポートライン」を維持できるかが下値目途として意識する
5、ボリュームレシオ(VR)
・ VRは価格上昇時の出来高合計を出来高全合計、あるいは価格下落時の出来高合計で割ったものです。分母に出来高全合計を用いたVRは、出来高を加味したRSIとみなすことができます。
・VRを使用するのに適しているのは、普段から出来高が充分にあり流動性が高く、安定した動きを示すような銘柄です。緩やかな上昇や緩やかな下落
トレンドにある時や、レンジ内を横ばいで推移している時は、比較的使い易い指標になります。一方、通常の出来高が少ない銘柄に利用するのは、難しいといわれています。また、下落トレンドではVRの値が下がったままになり、上昇トレンドでは値が高いままという可能性があります。
6、ボリンジャーバンド
・ジョン・ボリンジャー氏が1980年代に発案し、高値・安値・終値の環を3で除したティピカル値(TP)を中心線(SMAでの代用も可)に、標準偏差を加減して上下にバンドラインを描画します。
・TPは一般的に日足なら20日
・価格は±1σないに68.3%、±2σ内に95.4%が収まるとされています。
・バンド幅に到達した時点で逆張りに使う人が多いが、発案者はトレンド発生ととらえ、順張りでの使用を推奨しています。
7、RSI
・J.W.ワイルダーが1978年に開発したオシレーター指標で、相場の相対的な過熱感や強弱を表し0%から100%の間で推移します。70~80%以上が買われ過ぎ、20~30%以下を売られ過ぎと判断します
8、DMI
・J.W.ワイルダーが考案したDMI(方向性指数)は、相場の変動幅に対する上昇傾向の割合と下降傾向の割合を±DIで表したもので、+DIの増大とともに-DIが減少すれば上昇の勢いが強く、+DIの減少とともに-DIが増大すれば下降の勢いが強いと判断し、+DIが-DIを上回ったタイミングを買いシグナル、-DIが+DIを上回ったタイミングを売りシグナルとします
9、RCI
・ 順位相関係数、統計学ではスピアマンの順位相関係数と呼ばれています。
ある任意の一定期間の価格に高い順に順位をつけ、現在に近い方が上位となるようにつけた
時間の順位との相関関係を指数化したものです。
10、一目均衡表
一目均衡表は、一目山人が昭和初期に考案したもので、時間論、波動論、値幅観測論
の三論を骨格として展開されます。作図については、実線(4本値によるローソク足)
と、転換線、基準線、先行スパン1、2、遅行スパンの5つの線により構成されます。
①転換線が基準線を下抜け
②遅行線が株価を下抜け
③株価が雲を下抜け
→三役転換(三役逆転) →反対が三役好転