・ 一目均衡表は、第二次世界大戦前に一目山人こと細田悟一氏が考案した相場観測法で、「時間論」「波動論」「水準論」の3要素を骨子としています。
・一目均衡表の水準論は、値幅観測によって波動の均衡値を探るものです。均衡値には「N計算値」「V計算値」「E計算値」「NT計算値」の4つがあります。
・N計算
上昇波動のN計算値は、N=C+(B-A)となります。つまり安値Aから高値Bまでの上昇幅を安値Cに加えることで算出します。下降波動のN計算値はN=Cー(A-B)となり、高値Aから安値Bまでの下落幅を戻り高値のCから引いた値となります。
・V計算
上昇波動のV計算値は、V=B+(B-C)となります。つまり高値Bから安値Cまでの下落幅を高値Bに加えることで算出します。下降波動のV計算値はV=B-(C-B)となり、安値Bから戻り高値Cまでの上昇幅を安値Bから引いた値になります。
・E計算
上昇波動のE計算値は、E=B+(B-A)となります。つまり安値Aから高値Bまでの上昇幅を高値Bに加えることで算出します。下降波動のE計算値はE=B-(A-B)となり、高値Aから安値Bまでの下落幅を安値Bから引いた値となります。4つの中では最も高い(安い)目標株価になります。
・NT計算
上昇波動のNT計算値は、NT=C+(C-A)となります。つまり安値Aから安値Cまでの上昇幅を安値Cに加えることで算出します。下降波動のNT計算値はNT=C-(A-C)となり、高値 Aから戻り高値Cまでの下落幅を戻り高値Cから引いた値となります。なお、NT計算値が出現することは極めて稀だとされます。
・これらの計算方法は、目先、小勢、中勢、大勢のいずれも同じですが、小勢波動では倍加することもあります。また、大相場は4倍が目標となり、これを4層倍と言います。
・なお、実際の相場想定では価格水準の均衡点よりも時間の均衡点の方が重要であり予測計算値に固執すべきではありません
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