1、概要
・DMIは「方向性指数」と訳され、J.W.ワイルダーが考案したトレンドの有無と強弱を探るためのオシレーター系テクニカル分析の一つ
・逆張りで効果を発揮するRSIやストキャスティクス等の指標が一方向に傾くトレンド相場では機能しづらいことから、その欠点をカバーするために考案されました。
2、特徴
・終値を比較した分析ではなく、当日高値・安値と前日の高値・安値を比較し、価格の変動幅からトレンド分析をしている
3、計算式
・±DI、ADX、ADXR、±DM、TR、ATRの計6つの指標で構成
・+DMは前日比の高値更新幅を、-DMは前日比の安値更新幅を表し、+DMと-DMとを比較して、DM幅の大きい方を相場のトレンドとみなす
・TRは1日の最大の値動きを表し、「 当日の高値と安値の差」「前日終値と当日高値の差」「前日終値と当日安値の差」で算出された数値のうち最大値を使用
・ATRはTRの平均値
・ +DIは買い勢力の強さを、-DIは売り勢力の強さを表す。
+DIは+DMの平均値をATRで割ることで算出され、-DIは-DMの平均値をATRで割ることで算出されます。
+DIが-DIよりも上にあるほど買い勢力が強く、-DIが+DIよりも上にあるほど売り勢力が強いことを示す
・ ADXはDXの平均値で、DXは+DIと-DIとの差を両社の合計値で割って算出する。
・ ADXが上昇していれば、上昇(または下落)トレンドが継続していることを表し、ADXが下降している場合は、上昇(または下落)トレンドの終了を意味する
・ADXRはADXの方向性を表す指標です
4、基本的見方
・DMIは各指標の総合分析となるため、+DIが-DIの上にあり、ADXが上昇なら買いシグナル、-DIが+DIの上にあり、ADXが上昇なら売りシグナルという見方をする
5、使用する際の注意点(弱点)
・DMIは、上昇・下落を問わずトレンドが発生しているマーケットでは強みを発揮できますが、+DIと-DIの差が縮小してADXが低水準で推移している場合は、ダマシが増加する等の弱みもあります
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