2023年11月11日土曜日

【テクニカルアナリスト(相場)】テクニカル分析に対する批判

1、批判内容

・ テクニカル分析に対する代表例として、「思い込み」と「後講釈」が挙げられます。

・ 認証心理学の研究から投資家心理はゆがめられやすく、このゆがみを「バイアス」といいます。

・ コンピュータが普及する前に考案されたテクニカル手法には、投資家や市場に近い人たちによるバイアスがかかった心理状態で考案された可能性がある手法も見られ、有効性について統計的検討が難しく信頼できないとする批判です。

 

2、代表例:思い込み

・人間には規則性を見出そうとする傾向があるといわれます。規則性のない値動きであっても規則性があると「思い込み」錯覚してしまい、有効な売買シグナルと判断してしまう可能性があります。

・実際は偶然成功しただけなのに、成功が続くとその手法が有効だと「思い込み」錯覚してしまいがちです。

・相場の変動は複雑で不確実な動きであるため、経験から導かれた勝利のルールを鵜呑みにしてはならない


3、代表例:後講釈

・テクニカル分析では移動平均のように価格チャート上に重ねたり、オシレーターのように時間軸を合わせて上下に並べて表示することが多くあります。

・価格推移と指標の適合状態がわかるからです。

・しかし、価格に先行して指標が変化した都合の良いケースだけが目に留まり、価格に変化して遅れて指標が変化したり、無関係に変化した都合の悪いケースは見落とされがちです。

・都合の悪いケースは、単に例外則を追加すれば会費できると考えてしまいがちです

・その例外則を適用した方が良いケースか、適用しない方が良いケースかは後になってみなければわかりません。

・このように過去の結果がわかっている事例をとって、それぞれの場面に適合した判断を下すことを「後講釈」といいます


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